北マリアナ諸島自治領 サイパン島から離れて暮らす人々から
サイパン島へのお手紙を書いてもらいました。
住んでいた人、よく遊びに行った人、思い出がある人。
10年・20年以上前のサイパンを思う人。
いろんな方が今思うサイパンへの想いをぜひご覧ください。
お手紙を書きたい方はこちらまでお願いしますね。
2007年1月13日
第1回 「From 吉田 悟」
Dear Saipan
Saipanから帰国してから1年弱が過ぎました。
その後島はどう変わったのかな?
自分もどう変わったかな?
皆元気でやっていますかね?
相変わらず笑いの耐えない島だと思います。
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この1年弱の間に自分の周りの環境で様々なことが起こりました。
それでも、Saipanに対する思いは今でも全然変わらないし、
むしろ客観的に見ている現在、在住時代より強くなっている気もします。
島の皆さんに教えていただいた景色や、歴史、今も強く鮮明に写ります。
とにかく色んなことを吸収したくて、好奇心一杯動き回って、感動しまくってたなぁ〜と、
そして、それはちゃんと自分の糧になっているようです。
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初めてサイパンに降りたのは、面接に行く為でした。
旅行関係の学校を卒業して、すぐサイパンで仕事。
その当時は、何も島については知らない無知な新卒生って感じ。
そして、いざサイパンでの生活が始まり、
住んでみて第一印象は「本当に何もない不便な所だぁ〜」と思いました。
で、最初はやっぱり一人な訳で、「あぁ〜日本向こうかなぁ〜」とか思う訳ですよ。
もちろん結構寂しい思いもしますが、一番強く支えてくれていた力。
最初から最後まで、一番側で見守り続けて、励まし続けて、楽しませてくれたのは、
ふと気がつくと目の前でいつも笑ってるサイパンの自然達でした。
最初に友達になったのはサイパンの自然でしたかね!
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朝目が覚めると、鳥の声が聞こえて、海が今日もエメラルドグリーンに輝いてる。
優しく朝日が差してきて、ハイビスカスやブーゲンビリアがいたるところに咲いてる。
スクールバスが走ってきて子供たちが、朝から満面の笑みでふざけながら登校。
隣の部屋のベランダに、新聞を下から放り投げる配達員。
目が合うと、誰もが「おはよ〜」ってな具合。
もう、この一コマだけでも幸せたっぷりで、ご馳走様って感じでした。
日が昇ってくると、サイパンは平均気温は27℃〜28℃くらいになります。
日差しも強いから、外に出ると灼熱の太陽が照りつけ、コンクリートが反射して眩しいこと。
でも、この日差しも大好きです!元気がでてくるんですよ!
雲が近い所に流れてて、水平線まで、雲が流れてるのがはっきり見える。
テンション上がりますよね! 時間の流れ方もゆっくり。
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サンセットは毎日違う景色が大パノラマで広がります。
ピンクに染まる空や、オレンジ、赤になる時も。
日が海に落ちるまでは、時間が止まってしまいます。
そんなのを見ながら、ビールでも飲んで過ごします。
天国ですね!書いてる本人がなんか羨ましくなってきた。(笑)
夜も満点の星空が広がります、天の川も見れてしまいますし、
サイパンではほぼ毎回星が降っていますよね(笑)
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そして、生活していくうちに本当にこれから生きていく上で、一番貴重な出会いがありました。
皆キラキラ輝いて、笑顔が飛び切り素敵です。
サイパンには人を笑顔にする力があります。
原住民のチャモロの方々、カロリニアンの方々。
そして日本人を含め移住してきた、様々な人々が、
サイパンという小さな島で出会い、笑い合って、皆サイパンの自然を共有して暮らしています。
サイパンは小さな島です。
小さいが故に、たくさんの人と友達になり、距離を感じさせない。
島にいれば、周りは家族の様で、温かく包み込んでくれる。
自然も同じで、どんな時も優しく包み込んでくれる。(時に猛威を振るいますが・・)
南の島の温かさなんだな〜とつくづく思う今日この頃です。
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そして、サイパンで一番考えさせられたこと。
それは、日本に帰国してから、はっきりと自分の中で疑問になったことですが、
サイパンにカグマンという地区があります。
観光客はまず行かない場所ですが、
そこはチャモロの方や、カロリニアンの方が多く暮らしている太平洋側の地区で、
あ〜これがサイパンだな〜と思う景色がたくさんある大好きな場所です。
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そこでよく目にする子供達。
サイパンは物があまりありません。
日本の様に発展したゲームセンターなんかもないし、
本当に素朴な場所。
でも、子供達の目の輝き!これは完璧でした!
本当にキラキラして、眩しすぎるくらい。
皆純粋で、シャイな子もいるけど、本当に笑顔が輝いてる。
よく子供を見れば、その国がどういう環境かが分かりやすいと言われますが、
ものは豊かではないけど、心の豊かさは世界に誇れる島だと思ってます。
それに、サイパンでは子供がたくさんいます(笑)
大人も子供の様に輝いてるから!
それを見て感じて帰国すると、
日本は物質的には非常に豊かですが、
心の豊かさが崩れてきている様に感じてしまうのは
俺だけでしょうか?
もちろんそうでない部分、良い部分もあります。
自分の国だから、否定はしたくないです。
個人的には、日本が考え、学び直すべき、大切なものがサイパンにはたくさんある気がします。
かな〜り長くなってしまってごめんなさい!!!
一日中喋れますからマジで!
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サイパンでは、本当にたくさんのことを学び、考えさせられました。
自然に生きられる環境が大好きです!
出会えたたくさんの方々が、今でも島で頑張ってます。
今は離れていますが、島への思いはサイパンに恋した人なら誰でも持ってます。
いつかまた、サイパンへ戻り、皆さんと共に島を盛り上げていきたい!
今でも、そう思います。
最後、飛行機で見た思い出いっぱいの島の景色は忘れられない。
また、会いにいくからね〜!
ありがと〜う!!
(Photo by 吉田 悟&Junji)
<プロフィール>
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名前 吉田 悟
生年月日 1983年11月21日
一応、東京で生まれて、
生後すぐ三陸海岸岩手県の、釜石で旨い魚と酒と、祭りで幼少時代を過ごす。
その後はず〜っと栃木県の那須近郊ののんびり地帯で平和な時代を・・・
上京して、旅行の学校に行き、卒業後すぐサイパンで就職。
サイパンの旅行会社で勤務。昼も夜も働く・・・。
台風のときは水しぶきと、木が飛んでくる中のお仕事・・・。
航空会社撤退の関係で、日本に帰国を決意。
その後、オーストラリアのシドニーで、同じく旅行関係の仕事をし、
現在一身上の都合でデューダ・・じゃなくて現在帰国中。
<サイパンとの関係>
元在住者。
2004年〜の1年半という短い間でしたが、
サイパンの自然と人に魅了され、あっという間にサイパンの虜。
もうメロメロ・・・。
サイパンの旅行会社で勤務をしていました。
今でも大好きな島を思ってる、別れた彼女を追いかけストーカー寸前の未練たらたら系?(笑)
島の発展を心から願ってます!
また、帰島できる日を夢見て、毎日楽しく生きるよう努力したいと思います。
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